夢は未来のおもいで

もうすぐ第４０回記念日本車椅子バスケットボール選手権大会の
２日目が始まります。

５月３日は準々決勝からの戦いです！

１０：００より
Ａ４　宮城ＭＡＸ（宮城県）　ＶＳ　パラ神奈川（神奈川県）
Ｄ４　埼玉ライオンズ（埼玉県）　ＶＳ　富山県ＷＢＣ（富山県）

１１：４０より
Ａ５　ＮＯ　ＥＸＣＵＳＥ（東京都）　ＶＳ　東京ファイターズ（東京都）
Ｄ５　森本文化風呂商会（神奈川県）　ＶＳ　千葉ホークス（千葉県）

あと３勝すれば優勝です。本日は準決勝まで行われますので
２試合戦います。
今回は勝ち残ったチーム全てが２回戦からの出場ですが仮に
１回戦から出場した場合、初日にも２試合、優勝するためには
３日間で５勝しなければなりません。
もちろん勝ち残れば強豪チームともあたりますし、万全の体制で
挑んできますのでどの対戦も油断できません。

技術だけではなく体力も要求されます。まさに日本一を決めるのに
ふさわしい大会です。

さて前回書いた初出場のＡＯＭＯＲＩ　ＪＯＰＳ。
東京ファイターズに惜敗しました。

今回も読売新聞（青森県版）で５月２日のＡＯＭＯＲＩ　ＪＯＰＳの対戦
が取り上げられています。

ＪＯＰＳ粘り及ばず 車椅子バスケ

全国初舞台、手応えも

　県内で唯一の車椅子バスケットボールチーム「ＡＯＭＯＲＩ　ＪＯＰＳ（ジョップス）」
は２日、東京都渋谷区の東京体育館で開かれた日本選手権の初戦を迎えた。
相手は強豪の「東京ファイターズＢ・Ｃ」。ＪＯＰＳのメンバーは、エース田中大地選手
（２８）を軸に粘り強く戦ったが、３５―４７で惜敗。選手からは「全国で通用した部分
もあった。次は１勝」と前向きのコメントが相次いだ。

　試合序盤、田中選手がミドルからのシュートと切れのあるカットインからのレイアップ
シュートを立て続けに決めて先制。その後は相手守備の徹底マークにあい得点が
伸びず、第１クオーターは６―１５と出遅れた。

　第２、第３クオーターも相手の攻守の切り替えの早さと相手一人ひとりの力の高さに
苦しめられ、第３クオーター終了時点で２１―４０の苦しい展開に。第４クオーターには
前線からの守備が奏功し、一時は１０点差まで迫ったものの、全国初勝利は実現
できなかった。

　船橋渡ヘッドコーチ（３９）は「チームとしての走力が足りなかった」と敗因を分析
しつつも、「予想以上にいい試合ができた」と振り返る。

　特に田中選手を動きやすくするため、田中選手以外の選手が相手守備の動きを
封じる「壁」の動きに徹し切れたことを挙げ、「彼らの動きが全国で通用することが
わかったのは大きな収獲」とした。

　徹底マークにあいながらも、２５点を挙げた田中選手も「彼らが『道』を作ってくれた
おかげで得点が伸びた。負けたのは悔しいが、自分のスピードが全国で通用すること
もわかった」と手応えを感じた様子だ。

　出場予定だった昨年の大会が東日本大震災の影響で中止となり、立花文之主将
（３５）が「気持ちが切れそうになった」という時期を乗り越えて初出場をつかみ取った
チーム。開会式で「最後まで諦めないで戦い抜く」と宣誓した立花主将は試合後、
「今日の負けを無駄にせず、また一から練習し直して、必ずこの舞台に戻ります」と
誓っていた。（2012年5月3日 読売新聞）

こういった地元の応援が選手を更に力づけることでしょう。
３日のＡＯＭＯＲＩ　ＪＯＰＳは１５時から広島Rise（広島県）と交流試合を行います。