2009年03月10日
クラス分け(その1)
車椅子バスケットには
『クラス分け』
というのものがあります。
車椅子バスケットは、主に下肢に障害がある方がされています。
一言に『障害』といっても個人ごとに障害の状態が違います。
クラスというのは、その障害の状態に応じて、選手一人一人にポイントを
与えたものです。障害が重いものから1~4.5点まで0.5点刻みで点数が
与えられます。
詳しく説明すると
(以下、日本車椅子バスケットボール連盟/JWBFより抜粋)
クラス 1.0
腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない為、背もたれから離れたプレイはできません。体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、上肢(手)を使います。脊髄損傷では第7胸髄損傷以上の選手で、基本的に体幹を回旋する事ができません。
クラス2.0
腹筋・背筋の機能がある程度残存している為、前傾姿勢がとれます。体幹を回旋する事ができる為、ボールを受けたりパスしたりする方向に体幹の上部を向けることができます。脊髄損傷では第10胸髄から第1腰髄損傷までの選手ですが、残存能力には個人差があります。
クラス3.0
下肢にわずかな筋力の残存があり、足を閉じることができます。
骨盤固定が可能となるため深い前傾から手を使わずにすばやく上体を起こすことができます。第2腰髄から第4腰髄損傷の選手及び両大腿切断者で断端長が2分の1以下の選手です。
クラス4.0
股関節の外転を使って、少なくとも片側への体幹の側屈運動ができます。
第5腰髄以下の選手及び両大腿切断で断端長が3分の2以上の選手、また片大腿切断で断端長が3分の2以下の選手です。
クラス4.5
片大腿切断で断端長が3分の2以上の選手や、ごく軽度の下肢障害を持つ選手です。どんな状況であっても両側への体幹の側屈運動が可能です。
0.5ポイントはそれぞれのクラスで上位の運動機能を有する選手に対しプラスされます。
いずれのクラスでも残存能力には個人差があり、また不全麻痺等のプレイヤーも含まれる為、一概に損傷部位で持ち点を決定するのではなく、車椅子バスケットボールの基本的なプレイの能力が判定の主たるポイントとなります。
(以上、日本車椅子バスケットボール連盟/JWBFより抜粋)
と定められています。
点数が低くなるほど障害が重くなります。
また点数が高いほど障害が軽く、運動機能が高くなります。
クラス1では、腹筋や背筋がきかなくなるので、他のクラスにたいして動ける
範囲が制限されるそうです。
おもにバスケットのポジションでいえば点数が高い3点から4点の選手は
センター→オフェンス(攻撃)、障害が1番重い、1点の選手はガード→
ディフェンス(守備)になります。
こうなると比較的障害が軽いとされる点数(クラス)が高い選手ばかりで
チーム編成をした方がいいと思われるかもしれませんね。
しかし車椅子バスケットは、そんなことができないように独自のルールが
あります!
そ、それは・・・。
長くなるので続きは、明日にさせて下さい
お楽しみに!
『クラス分け』
というのものがあります。
車椅子バスケットは、主に下肢に障害がある方がされています。
一言に『障害』といっても個人ごとに障害の状態が違います。
クラスというのは、その障害の状態に応じて、選手一人一人にポイントを
与えたものです。障害が重いものから1~4.5点まで0.5点刻みで点数が
与えられます。
詳しく説明すると
(以下、日本車椅子バスケットボール連盟/JWBFより抜粋)
クラス 1.0
腹筋・背筋の機能が無く座位バランスがとれない為、背もたれから離れたプレイはできません。体幹の保持やバランスを崩して元の位置に戻す時、上肢(手)を使います。脊髄損傷では第7胸髄損傷以上の選手で、基本的に体幹を回旋する事ができません。
クラス2.0
腹筋・背筋の機能がある程度残存している為、前傾姿勢がとれます。体幹を回旋する事ができる為、ボールを受けたりパスしたりする方向に体幹の上部を向けることができます。脊髄損傷では第10胸髄から第1腰髄損傷までの選手ですが、残存能力には個人差があります。
クラス3.0
下肢にわずかな筋力の残存があり、足を閉じることができます。
骨盤固定が可能となるため深い前傾から手を使わずにすばやく上体を起こすことができます。第2腰髄から第4腰髄損傷の選手及び両大腿切断者で断端長が2分の1以下の選手です。
クラス4.0
股関節の外転を使って、少なくとも片側への体幹の側屈運動ができます。
第5腰髄以下の選手及び両大腿切断で断端長が3分の2以上の選手、また片大腿切断で断端長が3分の2以下の選手です。
クラス4.5
片大腿切断で断端長が3分の2以上の選手や、ごく軽度の下肢障害を持つ選手です。どんな状況であっても両側への体幹の側屈運動が可能です。
0.5ポイントはそれぞれのクラスで上位の運動機能を有する選手に対しプラスされます。
いずれのクラスでも残存能力には個人差があり、また不全麻痺等のプレイヤーも含まれる為、一概に損傷部位で持ち点を決定するのではなく、車椅子バスケットボールの基本的なプレイの能力が判定の主たるポイントとなります。
(以上、日本車椅子バスケットボール連盟/JWBFより抜粋)
と定められています。
点数が低くなるほど障害が重くなります。
また点数が高いほど障害が軽く、運動機能が高くなります。
クラス1では、腹筋や背筋がきかなくなるので、他のクラスにたいして動ける
範囲が制限されるそうです。
おもにバスケットのポジションでいえば点数が高い3点から4点の選手は
センター→オフェンス(攻撃)、障害が1番重い、1点の選手はガード→
ディフェンス(守備)になります。
こうなると比較的障害が軽いとされる点数(クラス)が高い選手ばかりで
チーム編成をした方がいいと思われるかもしれませんね。
しかし車椅子バスケットは、そんなことができないように独自のルールが
あります!
そ、それは・・・。
長くなるので続きは、明日にさせて下さい

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Posted by 米屋 at 06:00│Comments(0)
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